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仮想通貨のスワップ手数料が安くて使いやすいおすすめDEX(取引所)5選

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この記事はこんな人に向けて書いています
  • スマホでも仮想通貨のスワップが出来て、手数料が安くて使いやすいDEXが知りたい。
  • DEXについていまいちよくわかっていないので最低限の知識や注意点などを知っておきたい。
  • ある程度ざっくりでもいいから初心者にもわかりやすく解説してほしい。
専門的な知識や詳しい情報が知りたい場合は他を見てくれ。
先に伝えておきたいこと

※DEX(分散型取引所)はハッキングされることが多く、セキュリティの保証もありません。利用する場合は必ず事前にTwitterなどで最新の情報をチェックしましょう。

目次

仮想通貨のスワップとは

スワップとは、同じブロックチェーンネットワーク内で仮想通貨を別の通貨に変換するプロセスです。

例えば、イーサリアムネットワーク上の仮想通貨であるETHを、同じくイーサリアム上の別の通貨、例えばUSDTに変換する行為を指します。

この変換は、ウォレット内やDEX(分散型取引所)上で行われ、通常はガス代が発生します。

ブロックチェーンやガス代についてざっくり解説
  • イーサリアム=ネットワークのサービス名
  • ブロックチェーン=ネットワークのシステム
  • マイナー=運営
  • ガス代=ネットワークの手数料。料金はネットワークごとで変わる。※ガス代は数量関係なく、回数をどう減らすかを考えることで節約が可能。

ざっくり言うと

TwitterやYouTube(サービス名)を利用するためのインターネットやサーバー(システム)を「管理してくれる人々(運営)に払うお金(手数料)。

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仮想通貨の変換にはスワップ(通貨の変換)とブリッジ(チェーンの変換)があって、ここではスワップについて解説している。

DEXを利用する前に知っておきたいポイントや注意点

DEX(分散型取引所)を初めて利用する場合は以下の点に注意。

DEXでは日本円を取り扱っていない

DEX(分散型取引所)ではブロックチェーン技術を利用し、主に仮想通貨の取引のみを取り扱っています。

その性質上、物理的な通貨、例えば日本円のようなフィアット通貨(法定通貨)は直接扱うことができません。

そのため、DEXを利用する際は事前に日本円を仮想通貨に変換しておく必要があります。

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日本円を仮想通貨に変換する場合は主に暗号資産(仮想通貨)取引所を利用する。

DEXはセキュリティの保証がなくサポートも対象外

DEX(分散型取引所)は中央管理者がいないため、セキュリティやサポートの保証は基本的にありません。

これはユーザーが自己責任で取引を行うことを意味します。

さらにDEXは通貨のリスト化基準が緩いため、未検証のプロジェクトやスキャム(詐欺)コインが紛れ込むことがあります。

これらのリスクを理解し、取引を行うことが重要です。

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DEXを利用する際は最低限の知識とセキュリティ対策が必須だ。

人気のDEXは全て海外サイトで日本の法律では認可されていない

日本では法律によりDEX(分散型取引所)の運営や利用は基本的に認可されていません。

そのためDEXはすべて海外で運営されていて、サービスによっては日本語に対応していない場合もあります。

また、専用のスマホアプリはほとんど提供されておらず、取引を行うにはブラウザを通じたアクセスが必要となります。

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とは言えみんな使っているし、いずれ認可もされるとは思うが、それでも現状は違法になる可能性はゼロではない。あと海外のDEXはブラウザが重いのも地味にストレスだ。

ガス代が安い通貨ならウォレット内のスワップでもそこまで変わらない

ガス代が安い通貨については、DEX(分散型取引所)を利用せずウォレット内でスワップ(変換)を行っても手数料的な影響は大きくありません

これはガス代が手数料全体の大部分を占めるため、そのコストが小さい場合はDEXを使うメリットが薄れます

手続きの手間を考えると、ウォレット内でのスワップで十分な場合に感じることもあります。

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手順の手間やセキュリティの面を考えれば、元々ガス代が安い通貨ならウォレット内でスワップした方が無難な場合もある。まぁ厳密に言えばメタマスク内のスワップもグレーだが。

DEXはガス代の高い通貨や高頻度なスワップを行う人向けで、かつ十分にセキュリティ対策を行った上で自己責任で利用するサービス

DEX(分散型取引所)はガス代が高い通貨や頻繁にスワップを行うユーザー向けのサービスで、セキュリティの保証、日本語サポートや法的保護もないため、利用は自己責任が原則です。

以上の点を理解した上で、DEXを利用する際には十分な知識と理解、そしてセキュリティ対策を講じることが重要となります。

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ウォレットの詐欺やハッキングに関する知識、セキュリティ対策などは必ずチェックしておこう。

最低限知っておきたい知識とセキュリティ対策

手数料が安くて使いやすいおすすめDEX5選

Uniswap(ユニスワップ)

対応チェーンEthereum/Polygon/BNB Chain/Optimism/Arbitrum/Celo
対応ウォレットMetaMask/Coinbase wallet/WalletConnect/Uniswap Wallet
日本語対応
公式サイトhttps://uniswap.org

Uniswapは2018年にリリースされたイーサリアムが基盤の先駆的DEXで、数あるDEXの中でも取引量はNo.1※Swapタイプの中での取引量

DEXの代表格として人気を集めています。

ちなみにアプリはウォレットなので、DEX(スワップが安く行える場所)とは別です。

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ユニスワップは主要チェーンを抑えているし、日本語対応で見やすくかなり使いやすい方だ。

SushiSwap(スシスワップ)

対応チェーンEthereum/Polygon/BNB Chain/Avalanche/Gnosis/Arbitrum/Arbitrum Nova/BitTorrent/Boba/Boba Avax/Boba BNB/Celo/Fantom/Fuse/Kava/Metis/Moonriver/Optimism/Polygon zkEVM
対応ウォレットMetaMask/Ledger/Coinbase Wallet/Gnosis Safe
日本語対応
公式サイトhttps://www.sushi.com

SushiSwapはUniswapを元に作られたDEXです。

当初は劣化版コピーなのではといった懐疑的な声もありましたが、本家とは異なる方向性で変化していき、現在ではUniswapにも劣らない利用者が多く人気のDEXとなっています。

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スシスワップは日本語対応ではないものの、ユニスワップと同じく感覚的に使えるし、通貨によってはユニスワップよりも安くスワップ出来ることも多い。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)

対応チェーンBNB Chain/Ethereum/Polygon zkEVM/Linea Goerli Testnet/Aptos
対応ウォレットMetaMask/Binance Wallet/Ledger/Coinbase Wallet/Trust Wallet/WalletConnect/Opera Wallet/Brave Wallet/MathWallet/TokenPocket/SafePal/Coin98/Blocto
日本語対応
公式サイトhttps://pancakeswap.finance

PancakeSwapはBNB Chain(BSC)を基盤にしているDEXです。

BNBチェーンのスワップで利用されることが多く、人気のDEXとなっています。

ちなみにPancakeSwapはポリゴンチェーン(Polygonネットワーク)には対応していません。※「Polygon」と「Polygon zkEVM」は別のチェーン。

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パンケーキスワップはBNBチェーンのスワップがお得になることが多い。

QuickSwap(クイックスワップ)

対応チェーンPolygon/DogeChain/Polygon zkEVM
対応ウォレットMetaMask/Trust Wallet/Phantom/Brave Wallet/Gnosis Safe/Coinbase Wallet/WalletConnect/ZenGo/Venly/BitKeep Wallet
日本語対応
公式サイトhttps://quickswap.exchange

QuickSwapはポリゴンチェーン(Polygonネットワーク)を基盤にしているDEXです。

対応チェーンは少ないですが、ポリゴンチェーンのスワップで使われることが多いです。

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クイックスワップは正直この中だとちょっと使いにくい。

CurveFinance(カーブファイナンス)

対応チェーンEthereum/Polygon/Avalanche/Arbitrum/Gnosis/AURORA/Celo/Fantom/Kava/Moonbeam/Optimism
対応ウォレットMetaMask/Trezor/Ledger/Coinbase Wallet/Fortmatic/WalletConnect/Portis/Torus/Phantom/Frontier/BitKeep/Trust Wallet
日本語対応
公式サイトhttps://curve.fi

CurveFinance(カーブファイナンス)はステーブルコインに特化したDEXです。

USDTやUSDC、DAIといったステーブルコインが発行されているチェーンに数多く対応しています。

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カーブファイナンスはステーブルコインのスワップの手数料がお得になりすいので人気が高まっているが、正直サイトのデザインがレトロ過ぎるし重過ぎるしで使いやすくはない。

【比較】各DEXをスワップした際に発生した手数料まとめ

メタマスク内のスワップも含め、各DEXを利用した際に発生した手数料をまとめています。

条件は以下の通り。

  • ウォレット:メタマスク
  • チェーン(ネットワーク):polygon
  • 通貨:JPYC⇒MATIC

PancakeSwapはPolygonに対応していない(「Polygon」と「Polygon zkEVM」は別のチェーン)のでUSDT⇒BNBで検証しています。

DEX合計手数料
メタマスク0.058MATIC(0.04ドル)
Uniswap0.033MATIC(0.02ドル)
SushiSwap0.070MATIC(0.05ドル)
QuickSwap0.166MATIC(0.14ドル)
CurveFinance0.100MATIC(0.08ドル)
PancakeSwap0.0008BNB(0.21ドル)
※2023年7月10~14日/午前6時~午後15時の間に検証。
※レートは2023年7月14日のもの。
※この際に発生する手数料は数量(金額)関係なく、回数をどう減らすかを考えることで節約が可能。
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スワップ手数料は通貨/チェーンが変われば大きく変わるし、時期や時間帯、その他様々な条件によって頻繁に変動しているので、上記数値はあくまで参考までにしてくれ。

【補足】v2やv3とは?

DEXの”v2″や”v3″は、そのプラットフォームのバージョン(version)を意味します。

これはシステムの改善やアップグレードを示すもので、例えば新機能の追加やセキュリティの強化などが含まれます。

ユーザーが仮想通貨を交換する際、つまり「スワップ」する際には、自動的に新しいバージョンが使用されます。

しかし、特定の機能(流動性マイニング/イールドファーミング)を利用する場合、ユーザー自身が新しいバージョンに切り替える操作を行う必要があることもあります。

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スワップが目的なら特に気にしなくていい。

スワップを行う際の注意点

DEXはアクセスを許可する度にガス代が発生する

DEXでスワップを行う際はウォレットにアクセスを許可する必要があり、その際にガス代が発生します。

この際に発生するガス代は少量ではあるものの、アクセスを許可する度に毎回発生するので注意が必要です。

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ガス代が安いチェーンならそこまで気にしなくていいが、ガス代が高い場合はこの仕様を知らないと無駄に損をしてしまう可能性がある。

手数料を節約しようとし過ぎるとガス代だけ取られることがある

DEXでスワップを行う際、ガス代(ネットワーク手数料)やスリッページ(取引価格の設定)を自分で設定出来る場合があります。

その際、ガス代を極端に下げると、取引が遅延したり失敗したりする可能性があります。

さらに、スリッページを過度に下げると市場の価格変動により取引が通らない可能性があります。

これらの設定を不適切に行うと、結果的にガス代だけが消費され、取引自体は行われないという事態になりえます。

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適切なガス代やスリッページは通貨やチェーンごとに異なる。よくわからない場合はデフォルトがお勧めだ。

スマホだとブラウザによって動かないことがある

DEXをスマホのブラウザで開くと、DEXによっては作動しない箇所があります。

その際はメタマスク内のブラウザなどで操作を行うか、PCによる操作が必要になることもあります。

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上記で紹介しているDEXは全てスマホで利用は出来たが、一部メタマスク内のブラウザからでないとウォレット接続が上手くできないものもあった。詳しくは各DEXの使い方を見てくれ。

マイナー過ぎる通貨だとスワップ出来ない場合がある

上記DEXに限らず、マイナーな通貨はスワップしようとした際に「流動性が不足している」や「プライスインパクトが高すぎます(price impact too high)」と表示されてスワップ出来ないことがあります。

この場合、基本的にはDEXに問題があるわけではなくその通貨が原因なので、DEXを変えても意味がありません※メタマスク内のスワップも同じ。

この際の対処法としては、DEXではなくCEX(暗号資産/仮想通貨取引所)を利用することなどが挙げられます。

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スワップは仕組み上、ある程度取引量のある通貨しか利用できない。

まとめ

上記の内容で特に重要なポイントをまとめています。

今回のポイント
  • DEXでは日本円を取り扱っていない。
  • DEXはセキュリティの保証がなくサポートも対象外
  • ガス代が安い通貨ならウォレット内のスワップでもそこまで変わらない。
  • DEXはガス代の高い通貨や高頻度なスワップを行う人向けで、かつ十分にセキュリティ対策を行った上で自己責任で利用するサービス。
  • マイナー過ぎる通貨だとスワップ自体が出来ないことがある。
  • スワップ出来ない通貨や日本円の取引が必要な場合はCEX(暗号資産/仮想通貨取引所)を利用する必要がある。
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    DEXを利用する場合は、必ず事前にTwitterなどで最新の情報をチェックしておこう。

関連サイト

公式サイト

公式Twitter

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