【注意喚起】NFTや仮想通貨の記事でFXの口座開設を勧めるのは詐欺！

NFT関連の記事でFXの口座を勧めるのが詐欺な理由

NFT関連の記事でFXの口座開設を勧める記事を見かけますが、これは完全に詐欺です。

その理由を順を追って説明しています。

NFTを購入するためには仮想通貨が必要

NFTを購入するには通常、仮想通貨（イーサリアムなど）が必要です。

これは、デジタルアートや他のコレクタブルをブロックチェーン上で所有するための証明となるものです。

これらの購入は、ブロックチェーンのセキュリティと透明性に依存しています。

仮想通貨を購入するためには仮想通貨取引所の口座開設が必要

仮想通貨を購入するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設する必要があります。

取引所は通常の通貨（例えば、円やドル）を仮想通貨（例えば、ビットコインやイーサリアム）に交換する場所です。

口座開設後、通貨を預けて取引を開始します。

FXの口座を開設しても仮想通貨は買えないし意味がない

FX（外国為替取引）の口座を開設しても、仮想通貨の購入はできません。

FXの口座を通じて取引できるのは、各国の通貨です。

具体的には、ドル、ユーロ、円、ポンド、オーストラリアドルなどの「通貨ペア」を購入・売却することができます。

FXは異なる通貨の価値の変動を利用した取引で、仮想通貨の取引とは異なります。

仮想通貨の購入には、特定の仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。

暗号資産FXは仮想通貨取引所のサービス

暗号資産(仮想通貨)とFXを掛け合わせた「暗号資産FX」というサービスもありますが、これは仮想通貨取引所のサービスで、仮想通貨の価格変動を利用した取引を行います。

通常のFX口座を開設しても、これを利用することはできません。

なぜなら通常のFXは法定通貨（ドル、ユーロなど）の取引に特化しており、暗号資産（ビットコイン、イーサリアムなど）の取引はサポートしていないからです。

したがって、暗号資産FXを行うには仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります。

なぜ関係ないFXの口座開設を勧めたがるのか？

悪質なサイトがNFT関連の記事でFXの口座開設を勧める理由としては、仮想通貨取引所を勧めるよりFXの口座開設を勧めた方が儲かるからです。

特に「DMM Bitcoin」と「DMM FX」など、同じ運営会社の場合はややこしさも増すので、そういった部分を利用しているケースも少なくありません。

また、最近は「暗号資産FX」と情報を混ぜて勘違いさせる手口も増えています。

悪質な誘導をしているサイトには気をつけよう

NFTの購入には仮想通貨が必要で、それを取り扱うためには仮想通貨取引所の口座が必要です。

FX（外国為替取引）の口座では仮想通貨を購入することはできません。

したがって、NFT関連の記事でFXの口座開設を勧めるのは誤った情報であり、非常に悪質な行為です。

読者は信頼できる情報源から正確な知識を得て、意思決定を行うべきです。

不適切なアドバイスに基づいて行動すると、資金的な損失を被る可能性があります。

情報を扱う際は常に慎重になるようにしましょう。