スマホで現在のガス代&混雑状況を調べる方法とメタマスクで手動で設定する手順



ガス代をリアルタイムで確認出来るサイト
Etherscan(イーサスキャン)


ガス代の確認方法
ガス代を確認する場合は右上のメニューをタップ⇒「More」⇒「Gas Tracker」をタップします。




一番上にガス代が表示され、下にいくと各ガス代でかかる秒数の目安が表示されます。




- Low(遅い)
- Average(普通)
- High(早い)



混雑状況はガス代と秒数から推測する。ちなみにEtherscanの公式サイトは重くて開けない時がしばしばあるので注意だ。
Ethereum Price(イーサリアムプライス)※ガス代が見れなくなっている
Ethereum Price(イーサリアムプライス)はガス代のチャートが見れなくなっています。
現在はイーサリアム自体の価格しか確認出来ません。





イーサリアムの値段だけならどこでも見れる。
ETH Gas Station(イーサガスステーション)※サービス終了
ETH Gas Station(イーサガスステーション)は2022年12月にサービスを終了しています。
サイト自体は見れますが、数字やメーターは全てフリーズしています。







混雑状況も見やすくて便利だったが残念だ。
メタマスクでガス代を設定する方法
メタマスクでガス代を設定(調節)する方法は以下の通り。
3段階設定
メタマスクでガス代を調節する場合、ガス代の見積もりの部分の下線が引いてある数字をタップで設定出来ます。




- アグレッシブ(早い)
- マーケット(普通)
- 低(遅い)
どれかを選んで「保存」をタップで設定完了です。



ガス代を節約したい場合は「低」にしておこう。
細かく数値を設定(高度なオプション)
さらに細かく設定する場合は「高度なオプション」をタップして「最高手数料」の欄に直接数字を入力します。




※画像はMATICのもの
数字を入力して「保存」をタップで設定完了です。
注意点としては、ガス代を低く設定すればするほど取引が承認されるまでの時間は長くなります。
また、3段階調節の一番下の数字未満に設定すると取引がキャンセルされ、ガス代(手数料)だけ取られてしまうことがあるので注意が必要です。
手動調節での節約は上手くいけばお得ですが、それ以上にリスクもあることを理解した上で利用しましょう。
ガス代を上げる(取引スピードを早くする)分にはシステムエラーが起こることはありません。



取られたガス代は返ってこない。あまりにも理不尽だが現状は仕方がない。混んでる時に低い数字にするのは特に危険なので気を付けよう。
ガス代の設定基準
ガス代の設定基準は以下の通り。
ガス代を節約したい時は下げる
ガス代は取引速度を決定し、高いと早く、低いと遅くなります。
節約したい時はガス代を下げることが推奨されます。
ただし、ガス代が低すぎると取引が遅延する可能性があります。



特に急いでいない場合は下げておこう。
競争に勝ちたい時はガス代を上げる
ガス代は高ければ高いほど優先的に取引が処理されます。
つまり、競争が激しい状況や早く取引を完了したい時はガス代を上げることが有効です。
ただし、ガス代が高いとコストも増えます。



人気のNFTがどうしても欲しい場合などは3段階の一番上(早い)よりも多い数字を設定することもある。お金を出してファストパスを買うみたいな感じだ。
まとめ
上記内容を簡単にまとめると以下の通り。
- ガス代と混雑状況は「Etherscan」から確認可能。
- ガス代は3段階設定の中で調節するのが無難。
- 節約するためにそれよりも低く設定する場合はガス代だけ取られて取引がキャンセルされるリスクがある。
- 競争に勝ちたい時に高くする分にはシステム的には問題ない。



節約に関しては3段階の中から設定して、高度なオプションでの設定は基本的に競争に勝ちたい時に使うのがおすすめだ。
関連サイト
- Etherscan(イーサスキャン):https://etherscan.io
- メタマスク公式サイト:https://metamask.io