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【2023最新】暗号資産(仮想通貨)取引所の手数料をわかりやすく徹底比較!

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この記事はこんな人に向けて書いています
  • 暗号資産(仮想通貨)取引所はどこがお得なのか知りたい。
  • 手数料が多すぎて何がどの手数料なのかよくわからない
  • 選ぶ上で最低限知っておくべきポイントだけ教えてほしい。
出来るだけわかりやすく解説している。
目次

暗号資産(仮想通貨)取引所の手数料について

暗号資産(仮想通貨)取引所の手数料の種類と特徴
  • 日本円の入金/出金(送金)手数料=入金方法はクイック(即時)入金それ以外がある。クイック入金は提携しているネット銀行なら基本手数料無料※決済代行(ペイジーなど)は取引所によって手数料が発生。クイック入金以外の振込手数料は基本自己負担。出金手数料は無料~金額によって変わるなど取引所によって様々。
  • 仮想通貨の入金/出金(送金)手数料=仮想通貨の入金は基本どこも無料ガス代(ネットワーク手数料)だけ自己負担。出金は無料~通貨の種類や数量によって料金が変わるなど取引所によって様々。
  • 取引手数料=「販売所」の取引手数料は基本どこも無料。「取引所(板取引/ユーザー間取引)」の取引手数料は「Maker/Taker手数料」として表記されていて、取引量に応じた割合(%)で設定されている。
  • スプレッド=「販売所」のスプレッドは「手数料」のことを指し、「取引所(板取引/ユーザー間取引)」のスプレッドは「市場が盛り上がってるどうかの指標」のことを指す。

ざっくり言うと

  • 最初にどの通貨を買うかとその通貨の仮想通貨の出金(送金)手数料をチェックするべき。
  • 次に日本円の入金手数料クイック入金スプレッドについて理解しておくべき。
  • 取引量が増えてきたらやメイカー(Maker)テイカー(Taker)手数料も気にした方が良い。
  • 日本円の出金(送金)は頻度によっては気にするべきだが、基本的には仮想通貨を送金するケースが多くなるのでそこまで気にしなくていい。
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ピンとこない場合は記事全体を読んでからまた見てくれ。ちなみに上記は管理人の主観も入っているので、その点は理解しておいてほしい。また、わからない単語が多い場合は以下の記事も参考にしてくれ。

各キーワードについて初心者向けに解説しています

最初に気にするべき手数料

暗号資産(仮想通貨)取引所はとにかく手数料が多くややこしいですが、最初は以下の3つに注目するのが良いかと思います。

1.「どの通貨を買うか」とその通貨の「仮想通貨の出金(送金)手数料」を確認

まずはどの仮想通貨を買うか確認します。

例えばビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の場合、送金手数料は最低でも1,000円~2,000円程度発生します。

これは暗号資産(仮想通貨)取引所の中でも特に大きな手数料です。

ただ、仮想通貨の送金手数料はガス代(ネットワーク手数料)に依存しているので、リップル(XRP)やポリゴン(MATIC)などガス代が安い通貨は基本的に送金手数料も安く設定されています。※手数料が安いのはポリゴンチェーン(ネイティブトークン)のポリゴン(MATIC)。

なので、そういったガス代が安い通貨しか売買しない場合は他の部分を気にした方が良いでしょう。

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上の例で言えば、イーサリアムが必要な場合は仮想通貨の送金は無料のところを利用した方が良いし、リップルやポリゴンだけが必要な場合は仮想通貨の送金は別に無料じゃなくてもそこまで問題はない。

2.「日本円の入金手数料」と「クイック(即時)入金」がどうなっているのかをチェック

日本円の入金手数料について

次に、日本円の入金手数料とクイック入金の手数料やシステムについてチェックします。

理由としては、まず日本円の入金は最初に必ず発生するものですし、最初のうちは少額入金を重ねることも多いと思います。

最初に数十万円ドカンと振り込めるような人であればそこまで気にしなくても良いと思いますが、数千円~数万円を何度か入金していると、気がついたら入金手数料だけで1,000円~2,000円以上かかっていたということも少なくありません。

そのため、日本円の入金手数料は無料のところを選ぶのが無難と言えます。

「クイック(即時)入金」について

暗号資産(仮想通貨)取引所の入金方法は提携している金融機関からの「クイック(即時)入金」が一般的です。

基本的に提携していない銀行からの振込の場合は振込手数料がかかるので、日本円を無料で入金する=無料のクイック(即時)入金を利用するということになります。

つまり、日本円の入金手数料が無料のところを選ぶ=無料のクイック(即時)入金に対応している銀行どこかを確認することが必須ということにもなります。

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各取引所のクイック入金の対応状況は下に手数料などとまとめて載せているので参考にしてくれ。

3.「スプレッド」について理解しておく

暗号資産(仮想通貨)取引所の闇

暗号資産(仮想通貨)取引所の取引において、スプレッドを理解しておくことは非常に重要です。

スプレッドは簡単に言うと「売り買いの差額」のことですが、暗号資産(仮想通貨)取引所においてのスプレッドはかなり複雑なので、初めて利用する際は混乱しやすい傾向にあります。

そのため、「スプレッドがよくわからない」という状態のまま仮想通貨の売買を行うのはお勧めしません。

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このスプレッドという言葉で混乱してしまい、結果的にかなり損をしてしまう初心者も少なくない。

スプレッドについて

販売所/取引所/スプレッドについてざっくり解説
  • 暗号資産(仮想通貨)取引所には「販売所」と「取引所(板取引)」がある。
  • 販売所」=企業⇔ユーザー間のやり取り(売買)。
  • 取引所」=ユーザー⇔ユーザー間のやり取り(売買)。
  • 販売所」におけるスプレッド=売り買いの差額を想定した「手数料」のことを指す。
  • 取引所」におけるスプレッド=売り買いの差額から見る「市場が盛り上がってるどうかの指標」のこと。

ざっくり言うと

「販売所」はゲオやブックオフなどの中古屋で購入/買取店で売却するみたいなイメージで、「取引所」はメルカリやオークションなどのイメージ。「販売所」のスプレッドは売り買いの差額を想定した「手数料」、つまり売買の代行手数料のことを指していて、「取引所」のスプレッドは市場が盛り上がっているかどうか、つまり流動性が高い(取引量が多い/ユーザー数が多い)かどうかの指標を測る意味で使われている。※「販売所」のスプレッドは予測しづらいこともあり、どの企業も明確な数字は公表していない。「取引所」では売買の代行手数料は発生しないので、「取引所」で売買する方が圧倒的にお得

「販売所」のスプレッド(売買の代行手数料)は5%~10%近くにも及ぶものあり、その場合は10,000円分の取引で500~1,000円程度が手数料として取られているということになります。

加えて、ここの手数料は基本的に入金や送金よりも発生する頻度が高いので、知らずに取引を重ねているとかなりの金額まで膨れ上がってしまうことになります。

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スプレッドに関しては厳密に言うともっとややこしいが、損をしないための理解としてはこのくらいの認識で問題ない。

人気10社の各項目一覧

各販売所のスプレッド

販売所スプレッド率
コインチェック5.9%~8.9%
ビットフライヤー5.8%~9.5%
GMOコイン4.9%
DMM Bitcoin2.1%~3.2%
LINE BITMAX2.8%~10.6%
BITPOINT5.7%~8.9%
bitbank4.9%
BitTrade6.6%~11.2%
SBIVCトレード5.2%~6%
Zaif6.1%~7.2%
※スプレッド率に関しては取引時期や時間帯、差額にもよるので、上記はあくまでも目安です。(上記はBTC,ETH,XRPで2022年10月下旬・同日同時間帯に調査された数値)細かい数値に関しては参照元(いろはに投資)へ。
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「販売所」のスプレッドは「DMM Bitcoin」が比較的低めに設定されている。ただ「販売所」の利用はお勧めしていないので、この数字自体には正直そこまで意味がなく、あくまで”「販売所」はこのくらいの売買手数料を徴収している”ということを裏付けるデータという意図で載せている。

【補足】スプレッド率と流動性について

スプレッド率が低い=流動性が高い(取引量が多い)=ユーザー数が多いということが主に言えます。

基本的にユーザー数が多いと取引が成立しやすくなるので、欲しい通貨をお得に買いやすくなります。

ただ、「販売所」と「取引所」の注文は共有されているわけではないので、「販売所」のスプレッド率が低い=「取引所」のユーザー数が多いというわけではありません。

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つまり、過疎ってるオークションより利用者が多いオークションの方がお得に買い物はしやすいが、「販売所」と「取引所」は別サイト(比喩)だから参考にはならない。ただ、別サイトと言っても系列サイトではあるので、若干の影響はあるのかもしれない、といったところだ。

入出金手数料

スクロールできます

コインチェック

ビットフライヤー

GMOコイン

DMM Bitcoin

LINE BITMAX

BITPOINT

bitbank

BitTrade

SBIVCトレード

Zaif
日本円の入金
(クイック入金)
770円~1018円
(3万円未満~3万円以上50万円以下)
※50万円以上は金額×0.11%+495円
無料~330円
※住信SBIネット銀行のみ無料
無料
※1,500社以上に対応
無料
※1,000社以上に対応
無料
※LINE Pay利用のみ
無料
※3社に対応
無料
※2社に対応
無料or695円~1,005円
※無料は2社に対応
※ペイジー入金は手数料が発生
3万円未満:695円
3万円~49,194円:805円
49,195円以上:1,005円
無料
※一部を除くほぼ全ての金融機関
495円~605円
(3万円未満~3万円以上)
日本円の入金
(クイック入金以外)
振込手数料のみ
※コンビニ入金は770円~1018円
(3万円未満~3万円以上30万円以下)
振込手数料のみ振込手数料のみ振込手数料のみ振込手数料のみ振込手数料のみ振込手数料のみ振込手数料のみ
※コンビニ入金は手数料が発生
(料金はペイジーと同じ)

※クイック入金のみ対応
振込手数料のみ
※コンビニ入金は495円~605円
(3万円未満~3万円以上)
日本円の出金(送金)407円220円~440円
550円~770円
(3万円未満~3万円以上)
※三井住友銀行以外は550円~
無料
※2千万円を超えると400円
無料110円~400円
※LINE Pay利用は110円
無料~330円
※クイック対応の3社のみ無料
550円~770円
(3万円未満~3万円以上)
330円無料385円~770円
(3万円未満~3万円以上)
仮想通貨の入金ガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみガス代のみ
仮想通貨の出金(送金)0.0005~0.016BTC
0.005~0.16ETH
0.15XRP
0.0004BTC
0.005ETH
0XRP(無料)
無料無料0.001BTC
0.005ETH
0.15XRP
無料0.0006BTC
0.005ETH
0.15XRP
0.0005BTC
0.007ETH
0.1XRP
無料0.0001~0.01BTC
0.01~0.05ETH
※XRPは非取扱
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※仮想通貨の入金時に必ず発生するガス代(マイニング手数料)はどこも自己負担。※日本円の銀行振込での入金はどこも振込手数料は自己負担。※仮想通貨の出金(送金)手数料に関してはメジャー通貨(ビットコイン/イーサリアム/リップル)のみ記載しています。その他のマイナー通貨は各公式サイトにてご確認ください。

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入出金手数料に関しては「GMOコイン」「DMM Bitcoin」「BITPOINT」「SBIVCトレード」などが優秀だ。ガス代が安い通貨が目的なら「取引所」の流動性が高い「bitbank」もお勧めだ。

クイック入金対応状況

コインチェックPay-easy(ペイジー)
ビットフライヤー住信SBIネット銀行
auじぶん銀行
Pay-easy(ペイジー)
GMOコイン住信SBIネット銀行
PayPay銀行
楽天銀行
GMOあおぞらネット銀行
Pay-easy(ペイジー)
DMM Bitcoin独自決済
LINE BITMAXLINE Pay
BITPOINT住信SBIネット銀行
PayPay銀行
イオン銀行
bitbank住信SBIネット銀行
GMOあおぞらネット銀行
BitTrade住信SBIネット銀行
PayPay銀行
Pay-easy(ペイジー)
SBIVCトレードDGFT
ZaifPay-easy(ペイジー)
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クイック入金に関しては「GMOコイン」と「DMM Bitcoin」が特に優秀だ。GMOコインはこの中だと唯一ペイジー利用のクイック入金で手数料がかからず、DMM Bitcoinは独自決済のパワープレイでほぼ全ての銀行から無料でクイック入金が可能になっている。

「取引所」の取扱通貨と取引手数料

スクロールできます

コインチェック

ビットフライヤー

GMOコイン

DMM Bitcoin

LINE BITMAX

BITPOINT

bitbank

BitTrade

SBIVCトレード

Zaif
取引手数料Maker:無料
Taker:無料
Maker:0.01%~0.15%
Taker:0.01%~0.15%
※10万円未満は0.15%
Maker:-0.03%(還元)~0.01%
Taker:0.05%~0.09%
Maker:なし(※システム上成立しない)
Taker:取引単位×1円~31円
※BitMatch
Maker:-0.01%(還元)
Taker:0.05%
Maker:無料
Taker:無料
Maker:-0.02%(還元)
Taker:0.12%
Maker:無料~0.2%
Taker:無料~0.2%
Maker:-0.01%(還元)
Taker:0.05%
Maker:無料
Taker:0.01%~0.03%
取引所での取扱通貨数7種類1種類20種類20種類
※BitMatch
1種類11種類28種類26種類7種類19種類
通貨一覧・ビットコイン(BTC)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・リスク(LSK)
・モナコイン(MONA)
・パレットトークン(PLT)
・フィナンシェトークン(FNCT)

・ダイ(DAI)
公式サイト
・ビットコイン(BTC)
公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・リップル(XRP)

・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・ネム(XEM)
・ステラルーメン(XLM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・テゾス(XTZ)
・クアンタム(QTUM)
・エンジンコイン(ENJ)
・ポルカドット(DOT)
・コスモス(ATOM)
・シンボル(XYM)
・モナコイン(MONA)
・カルダノ(ADA)
・メイカー(MKR)
・ダイ(DAI)
・チェーンリンク(LINK)
・FCRコイン(FCR)
・アスター(ASTR)

公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・リップル(XRP)
・ポリゴン(MATIC)※ERC-20

・チェーンリンク(LINK)
・ニッポンアイドルトークンNIDT
・メイカー(MKR)
・アバランチ(AVAX)
・チリーズ(CHZ
・トロン(TRX)
・ジパングコイン(ZPG)
・ライトコイン(LTC)
・ステラルーメン(XLM)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・エンジンコイン(ENJ)
・オーエムジー(OMG)
・モナコイン(MONA)
・フレア(FLR)

公式サイト
・フィンシア(FNSA)
公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)

・リップル(XRP)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・トロン(TRX)
・エイダ(ADA)
・アイオーエスティー(IOST)
・ディープコイン(DEP)
・シバイヌ(SHIB)

公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)

・リップル(XRP)
・ポリゴン(MATIC)※ERC-20

・ライトコイン(LTC)
・モナコイン(MONA)
・ビットコインキャッシュ(BCC)
・ステラルーメン(XLM)
・クアンタム(QTUM)
・ベーシックアテンショントークン(BAT)
・オーエムジー(OMG)
・シンボル(XYM)
・チェーンリンク(LINK)
・メイカー(MKR)
・ボバネットワーク(BOBA)
・エンジンコイン(ENJ)
・ポルカドット(DOT)
・ドージコイン(DOGE)
・アスター(ASTR)
・カルダノ(ADA)
・アバランチ(AVAX)
・アクシーインフィニティ(AXS)
・フレア(FLR)
・ザ・サンドボックス(SAND)
・エイプコイン(APE)
・ガラ(GALA)
・チリーズ(CHZ)
・オアシス(OAS)
・ディセントラランド(MANA)

・ザ・グラフ(GRT)
公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム (ETH)
・リップル (XRP)
・ビットコインSV (BSV)
・アストラ (ASTR)
・ディープコイン (DEP)
・コットンビル (COT)
・プラチナ (PLT)
・ジャスミン (JASMY)
・ライトコイン (LTC)
・ハイパーテック (HT)
・ビットコインキャッシュ (BCH)
・エンジンコイン (ENJ)
・アイオーエスティ (IOST)
・ステラルーメン (XLM)
・ネム (XEM)
・ポリカーディア (DOT)
・カルダノ (ADA)
・トロン (TRX)
・テゾス (XTZ)
・クアンタム (QTUM)
・オミセゴ (OMG)
・ベーシックアテンショントークン (BAT)
・オントロジー (ONT)
・リスク (LSK)
・シンボル (XYM)
・モナコイン (MONA)

公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・リップル(XRP)
・ライトコイン(LTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ポルカドット(DOT)
・チェーンリンク(LINK)
公式サイト
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)

・シンボル(XYM)
・ネム (XEM)

・フィスココイン(FSCC)
・カイカコイン(CICC)
・ネクスコイン(NCXC)
・ディープコイン(DEP)
・元素騎士メタバース(MV)
・ロンドコイン(ROND)
・ポリゴン(MATIC)※ネイティブトークン
・トロン(TRX)
・コスプレトークン(COT)
・モナコイン (MONA)
・ポルカドット(DOT)
・ザイフ(ZAIF)
・コムサネム(CMS:XEM)
・コムサイーサ(CMS:ETH)
・カウンターパーティー(XCP)
公式サイト

※現物取引時の物のみ記載。

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取引手数料(Maker/Taker)については10,000円の取引で1円~10円程度しか変わらないので、数万円の取引ならそこまで気にしなくて良いだろう。それよりも欲しい通貨を取り扱っているかどうかの方が重要だ。

【補足】イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)を取り扱っているかどうかはかなり重要

「取引所(板取引/ユーザー間取引)」は欲しい通貨を取り扱っているかどうかが第一ではありますが、基本的にはイーサリアム(ETH)とリップル(XRP)はかなり重要になります。

その理由としては以下の通り。※BitMatchについても「ETH/XRPを取り扱っている取引所」で解説しています。

タップで切り替え

    • イーサリアムはNFTの売買で主に必要になる。
    • リップルは手数料(いわゆるガス代)が安く送金スピードも早いので、通貨を換金(変換)する際などによく使われる。
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最近はイーサリアム以外で買えるNFTも増えてきたが、それでもまだまだイーサリアムが必要になるケースは非常に多い。リップルはマイナー通貨が必要になる際に便利なので、NFT(ブロックチェーン)ゲームをプレイする際などに使われることが多い。

上記を踏まえた上での選ぶポイント

上記の内容を踏まえた上で、暗号資産(仮想通貨)取引所を初めて利用する場合はどこをポイントに選んだらいいかを下記にまとめています。

「取引所(板取引)」で売買したい通貨が取り扱われているか

「販売所」は”そこでしか取り扱っていない通貨がある”というケース以外で利用するメリットはほぼありません

どういうことかと言うと、まず暗号資産(仮想通貨)取引所によっては「販売所」でしか売買出来ない(「取引所」で取り扱っていない)通貨もあります。

例えば、コインチェックやビットフライヤーはイーサリアム(ETH)を「取引所」で取り扱っていないので、購入したい場合は「販売所」を利用する必要があります。

ただ、コインチェックとビットフライヤー以外でイーサリアムを「取引所」で取り扱っている暗号資産(仮想通貨)取引所は現状いくつもあって、手数料も優秀、ユーザー数も多いので取引が成立しないということもまず起こりません。

そうなった場合、どうしてもコインチェックやビットフライヤーしか使いたくない、または使えないという理由がない限りは「販売所」で購入するメリットは無くなります

従って、暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ際は「取引所」を利用することを前提として、「取引所」でどの通貨を取り扱っているかを確認することが重要と言えます。

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上記はあくまで一つの例であって、コインチェックやビットフライヤーを利用している人を否定しているわけではない。

ガス代が高い通貨の場合は「仮想通貨の出金(送金)手数料」が無料の方が良い

仮想通貨のトレードなど同じ取引所内での取引が目的の場合は別ですが、NFTの購入やNFT(ブロックチェーン)ゲームなどが目的の場合は仮想通貨を送金(出金)することが前提となります。※取引所で仮想通貨を購入⇒ウォレットに送金する必要がある。

そのため、ガス代が高い通貨(イーサリアムなど)の場合は「仮想通貨の出金(送金)手数料」が無料のところがお勧めです。※「仮想通貨の出金(送金)手数料」は基本的にガス代(ネットワーク手数料)に依存しています。

逆にリップル(XRP)やポリゴン(MATIC)などガス代が低い通貨しか取引しないのであれば、そこまで無料にこだわる必要はありません※イーサリアム(ETH)の場合は1回で1,000円~2,000円以上発生するのに対してリップルは1回10円程度/ポリゴン(MATIC)は1回100円程度。

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基本的にメジャーな通貨はガス代が高く、マイナーな通貨は安いことが多い。

自分が利用している銀行が「クイック入金」に対応しているか

暗号資産(仮想通貨)取引所で日本円を入金する場合、クイック入金以外は振込手数料が自己負担となっています。※振り込む側の手数料が無料の場合は無料。

また、クイック入金以外だと入金が反映されるまで時間がかかることがあります。

そのため、自分が利用している銀行がクイック入金に対応しているかも選ぶポイントになってきます。

ただ、銀行によっては振込手数料無料のサービスを上手く使うことでこの問題は解決されるので、それが出来るのであればここに関してはそこまで重要ではありません。

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面倒でなければ専用の銀行口座を作っても良いしな。ちなみに暗号資産(仮想通貨)取引所用に口座を作るのであれば、手数料無料のクイック入金に最も多く対応している「住信SBIネット銀行」がお勧めだ。

取引量が増えてきたら「メイカーテイカー手数料(取引手数料)」も気にした方が良い

メイカーテイカー手数料(「取引所」での取引手数料)に関しては、0.01~0.1%程度(10,000円の取引で1円~10円程度)という点を考えると、最初はのうちはそこまで重要なポイントとは言えません。

1日の取引回数が何十回と多かったり、数十万~数百万以上の取引量になる場合は気にした方が良いですが、数万円程度の取引であればそこまで気にする必要はないでしょう。

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基本的にはトレーダーが気にする数字だな。

1万円分を購入した例で手数料を比較

各取引所で1万円分のイーサリアム(ETH)/リップル(XRP)を購入⇒送金すると結果的に手数料と資産状況はどうなるのかを比較しています。

手数料イーサリアムリップル
コインチェック2,536円1,324円
ビットフライヤー1,802円580円
GMOコイン5円5円
DMM Bitcoin108円120円
LINE BITMAX1,502円290円
BITPOINT0円0円
bitbank1,234円22円
BitTrade1,728円22円
SBIVCトレード5円5円
Zaif2,972円非取扱
※上記の数字は仮定を挟んだ上で算出しているので、あくまで想定上での目安です。(日本円の入金はクイック入金利用時/「取引所」を利用出来ない場合は「販売所」での購入/「販売所」の手数料は上記のスプレッド率/取引所の手数料はTaker/送金手数料は最低値/数量に関しては2023年6月19日の価格で算出)
手数料の発生と資産状況の詳細

タップで切り替え

イーサリアム

  • 日本円の入金「-770円=9230円」※クイック入金利用時。
  • 「販売所」でイーサリアムを購入:「-544円=8,686円」※コインチェックは「取引所」でイーサリアムを買えないので「販売所」で購入、手数料は上記に記載したスプレッドの最低値(5.9%)を参考に算出。
  • イーサリアムの送金:「-1,222円=7,464円」※手数料は最低値(0.005ETH)を2023年6月19日の価格で算出。

合計手数料=2,536円

リップル

  • 日本円の入金「-770円=9230円」※クイック入金利用時。
  • 「販売所」でリップルを購入:「-544円=8,686円」※コインチェックは「取引所」でリップルを買えないので販売所で購入、手数料は上記に記載したスプレッドの最低値(5.9%)を参考に算出。
  • リップルの送金:「-10円=8,676円」※手数料は最低値(0.15XRP)を2023年6月19日の価格で算出。

合計手数料=1,324円

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上記の計算方法はかなり無理やりな部分もあるし、数字はあくまで目安として捉えてくれ。また、実際に購入する際は1万円ピッタリ入金するのではなく、手数料のことを考えて+2,000~3,000円程度は余分に入金しておくのがお勧めだ。

【補足】上記手数料が全てではない

上記は全てクイック入金を前提としているので、対応の銀行口座を持っていない場合は振込手数料(数百円)分上乗せされると想定しておいた方が良いでしょう。

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ほぼ全ての銀行からクイック入金が可能な「GMOコイン」と「DMM Bitcoin」は別と思ってもいいかもしれない。

また、実際どれだけ安く買えるかは市場の流動性が高い(盛り上がっている)かどうかも大きく影響します。

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個人的に「取引所(ユーザー間取引)」で流動性が高いと感じるのは「GMOコイン」「DMM Bitcoin」「bitbank」あたりで、最近はNFT(ブロックチェーン)ゲームの波に乗って「BITPOINT」もグングン来ている。

最後にどの通貨を取り扱っているかも非常に重要です。

例えば、「Zaif」はこの中で比較するとイーサリアムを売買するには適していませんが、国内で唯一元素騎士オンラインのガバナンストークンであるMVやRONDを取り扱っていたり、国内で唯一ネイティブトークンのポリゴン(MATIC)を「取引所」で取り扱っているなどの強みがあります。※通常、MVやRONDを買おうと思うと海外取引所を経由する必要があるので手順がかなり面倒かつ複雑。※ネイティブトークンのポリゴン(MATIC)は「販売所」なら「BITPOINT」と「SBIVCトレード」でも取り扱っています。

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Zaif」に関してはこの並びで比較対象にすると貶めているみたいなので一応フォローしておくが、実際、海外取引所を経由しなくても良いのはかなり便利だ。マイナー通貨なら手数料も低いしな。

まとめ

上記内容を簡単にまとめると以下の通り。

今回のポイント
  • 手数料を気にするなら最初に「どの通貨を買うか」とその通貨の「仮想通貨の出金(送金)手数料」を確認するべき。
  • 次に「日本円の入金手数料」と「クイック(即時)入金」がどうなっているのかをチェック。
  • 「スプレッド」について理解しておくことも非常に重要。
  • 「販売所」より「取引所(板取引/ユーザー間取引)」の方がお得。
  • 「取引所」で売買したい通貨が取り扱われているかは特に重要。
  • ガス代が高いメジャー通貨の場合は「仮想通貨の出金(送金)手数料」が無料の方が良い。
  • 逆にガス代が安いマイナー通貨の場合の「仮想通貨の出金(送金)手数料」はそこまで気にしなくて良い。
  • 「取引所」の取引手数料(メイカーテイカー手数料)は最初は気にしなくていい。
  • 使いやすさや流動性も重要なので手数料が全てというわけではない。
    D

    あくまで参考までに捉えてくれ。特に数字は全て目安だ。実際はもっと複雑かつ様々な条件下で変動するし、その点に関しては十分に注意しておいてくれ。

関連サイト

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