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【初心者向け】デリバティブ取引とは?現物との違いやメイカーテイカー手数料について解説

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この記事はこんな人に向けて書いています
  • デリバティブ取引が何なのかをなんとなく知っておきたい
  • 難しい単語を極力使わないでほしい。
  • メイカー(Maker)テイカー(Taker)手数料についても知っておきたい。
細かい専門的なことは他でチェックしてくれ。
目次

暗号資産(仮想通貨)取引には現物取引とデリバティブ取引がある

暗号資産(仮想通貨)の取引は大きく二つに分けられます。

現物取引は実際に仮想通貨を購入し、保有する形式の取引で、損失は投資した金額までです。

一方、デリバティブ取引は仮想通貨を直接買うのではなく、その価格が上がるか下がるかを予想して取引をする方法です。

予想が当たれば利益が出ますが、外れると大きな損失を出す可能性もあり、損失が投資した金額を超えるリスクもあります。

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現物取引は普通の取引なのに対し、デリバティブ取引は”予想上での取引”ということだ。ちなみにデリバティブ取引の中にもレバレッジや先物などいくつか種類があるが、なんとなく知っておきたいならその辺は別にどうでもいい。フワッとしたものは全部デリバティブだ。

デリバティブ取引のメリットとデメリット

メリット
デメリット
  • 利益の最大化:デリバティブ取引ではレバレッジを利用して元本以上の取引が可能で、価格変動を上手く予想できれば大きな利益を得られます
  • ヘッジ(リスクの軽減):デリバティブ取引をうまく利用すれば、価格の下落リスクを軽減することができます。
  • 大きな損失のリスク:レバレッジを使用すると、価格変動が予想と逆の方向に動くと、元本以上の損失を出す可能性があります。
  • 高度な知識と経験が必要:デリバティブ取引は高度な知識と経験を必要とし、初心者には難しいかもしれません。
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リスクを承知した上で利用する玄人やトレーダーの間では人気の取引方法ではある。

デリバティブ取引は現物取引に比べてメイカーテイカー手数料がお得なことが多い

デリバティブ取引は多くの場合、現物取引と比較してメーカー・テイカーの手数料が低いとされています。

これはデリバティブ取引が高いボリュームと流動性を提供し、取引所がその活発な取引を促進したいためです。

その結果、取引所はデリバティブ取引の手数料を低く設定し、より多くのトレーダーがこの形式の取引を利用するように奨励します。

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つまり「デリバティブ取引は市場が盛り上がるから、盛り上げてくれる人には優遇するよ」ということだ。

メイカー(Maker)テイカー(Taker)手数料とは?

メイカー(Maker)とテイカー(Taker)という概念は暗号資産(仮想通貨)取引所だけでなく、様々な金融市場で使用されています。

暗号資産(仮想通貨)取引所の場合は「取引所(ユーザー間取引/板取引)」で発生します。

メイカーは市場に新しい注文を提供するトレーダーで、取引所に流動性を「作る」役割を果たします。

一方、テイカーは既存の注文を「取る」トレーダーで、即時に取引を完了します。

取引所はこれらの行動に対して手数料を課すことが一般的で、通常テイカー手数料はメイカー手数料よりも高く設定されます。

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言い換えると、条件検索しても出てこない物を発注するのがメイカー、出てくるものを買ったり売ったりするのがテイカーだ。そしてメイカーは市場の盛り上げ担当なので手数料も優遇されている。

「取引所(板取引)」で取り扱っている通貨も重要

メイカーテイカー手数料が安い取引所でも、自分が取引したい仮想通貨が取り扱われていなければその取引所を利用するメリットはありません。

取引所を選ぶ際は手数料だけでなく、取り扱い通貨の種類や取引の流動性も重要な要素となります。

つまり、手数料の安さだけでなく、自分が欲しい通貨がしっかりと取り扱われていることが大切です。

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メイカー手数料はマイナス(逆に貰える)ところもあるが、メイカーテイカー手数料が優遇されていても欲しい通貨が「取引所」で取り扱っていなければ意味がない。特に「メイカーテイカー手数料が無料!」というだけでコインチェックを勧めてくるサイトには注意だ。

メイカー(Maker)としての注文方法

メイカーとして注文するには、市場価格とは異なる価格で注文を出します。

これは通常、買い注文の場合は現在の市場価格よりも低い価格売り注文の場合は市場価格よりも高い価格を設定することになります。

注文が即座に他の注文とマッチせず、注文帳に追加されると、あなたは市場に新たな流動性を「作り出す」メイカーとなります。

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ちなみにメイカーかテイカーかは注文成立時に決まるので、指値注文が必ずメイカーになるとは限らない。つまり「メイカーとして買いを出そうとした人」と、「メイカーとして売りに出そうとした人」が衝突した場合は「先に出した方がメイカーになる」というイメージだな。トランプのスピードみたいなイメージだ。

テイカー(Taker)としての注文方法

テイカーとして注文するには、即座に取引が成立するような注文を出すことが必要です。

通常、これは市場価格での注文(成行注文)や、既存の注文とマッチする価格での指値注文を出すことになります。

注文が即座に他の既存の注文とマッチすると、あなたは市場の流動性を「取る」テイカーとなります。

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成行注文は無条件で全てテイカーだ。上の例で言うと、スピードで負けた側もテイカーだ。

初心者は現物取引がおすすめ

仮想通貨の取引を始める初心者にとって、現物取引がおすすめです。

これは自分が所有している資金の範囲内でしか取引ができないため、リスクが抑えられます。

また、現物取引は基本的にシンプルで直感的なため、理解しやすいです。

一方、デリバティブ取引は価格の変動に基づく複雑な契約を取り扱うため、理解と経験が必要です。

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取引だけで利益を追求するわけでなければ、無理にデリバティブ取引を使う必要はない。

メイカーテイカーもそこまで気にしなくていい

初心者が仮想通貨取引を始める際、メイカーやテイカーの手数料はそれほど重要ではありません。

初めての取引においては、まずは取引の基本的な流れや市場の動きを理解することが最優先です。

手数料は取引の利益に影響しますが、初めて取引を行う段階では安全に取引を行い、市場の動きを学ぶことがより重要です。

経験を積んでから手数料を考慮すると良いでしょう。

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この辺は取引量や回数が多くなってから気にしても遅くはない。

まとめ

上記の内容を簡単にまとめると以下の通り。

今回のポイント
  • デリバティブ取引とは予想上でのフワッとした取引全般のことを言う。
  • デリバティブ取引はリスクを承知の上で利用するならお得なケースが多い。
  • 初心者は現物取引がおすすめで、メイカーテイカーもそこまで気にしなくていい。
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各取引所のメイカーテイカー手数料、デリバティブ取引に対応しているかなどは各公式サイトで確認してくれ。

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