BitTrade(ビットトレード)のNFTマーケットプレイスはない




ビットトレードをNFTマーケットプレイスのように思わせて誘導しているサイトが多いが、2023年5月26日現在、ビットトレードは暗号資産(仮想通貨)取引所としてのサービスは提供しているが、ビットトレードが運営するNFTマーケットプレイスは存在しない。
NFTマーケットプレイスとは?
NFTマーケットプレイスはデジタルアートや他の仮想コレクションを購入、販売できるオンラインプラットフォームです。
NFTはブロックチェーン技術を利用し、各アイテムの独特な特性と所有権を確認できます。
マーケットプレイスはこれらの交換を可能にします。



つまり「NFTを取引する場所」だ。
暗号資産(仮想通貨)取引所
暗号資産(仮想通貨)取引所はビットコインなどのデジタル資産を購入、販売、交換するためのオンラインプラットフォームです。
通常、現実の通貨(例えばドルや円)または他の仮想通貨との間で取引が行われます。
取引所は市場の需要と供給に基づいて価格を決定します。



つまり「仮想通貨を取引する場所」だ。
マーケットプレイスと暗号資産(仮想通貨)取引所は完全に別物
暗号資産(仮想通貨)取引所は、ビットコインやイーサリウムなどのデジタル通貨を交換する場所です。
その価値は一般的に市場の需給によって決まります。
一方、NFTマーケットプレイスは特定のデジタルアートや仮想アイテムの売買を行う場所です。
NFT(非代替可能トークン)は一意で置き換えが不可能なデジタルアセットで、所有権と希少性を保証します。
つまり、暗号資産(仮想通貨)取引所は主に「通貨」を扱い、マーケットプレイスは「アイテム」を扱います。



非常にごっちゃになりやすい部分ではある。
現状、ビットトレードのNFTマーケットプレイスは存在しない
この記事を書いている2023年5月26日現在、BitTrade(ビットトレード)が運営するNFTマーケットプレイスは存在しません。
ビットトレードは暗号資産(仮想通貨)取引所サービスの提供は行なっていますが、NFTマーケットプレイスをオープンしたという事実はどこにもありません。
ちなみに「Bit Trade マーケットプレイス」と検索するとビットトレードの公式Twitterが「FTX NFT取引マーケットプレイス開設」というツイートが出てきますが、これは「FTX」という海外の暗号資産(仮想通貨)取引所が「NFTs」というNFTマーケットプレイスをオープンしたというニュースをビットトレードの公式ツイッターが呟いてるだけです。
なので、ビットトレードがNFTマーケットプレイスをオープンしたというツイートではありません。
また、2023年5月26日現在、FTXは経営破綻しているのでリンク先のURLを開くことは出来ません。※FTXは現在経営の再開を検討しているようですが、再開されたとしてもビットトレードとは全く関係ありません。



このややこしいツイートは非常に消してほしい。
BitTradeをNFTマーケットプレイスとして紹介しているサイトには注意
検索で上位に出てくるサイト中のにも、ビットトレードをNFTマーケットプレイスとして紹介しているサイトはいくつかあります。
なぜそんなことをするのかと言うと、NFTマーケットプレイスを紹介してもお金にならないが、ビットトレードの暗号資産(仮想通貨)取引所に誘導するとお金になるからです。
そのサイトの情報全てが信用出来ないというわけではありませんが、この件に関してはやっていることはほぼ詐欺行為なので、見る方も紹介する方も十分に気を付ける必要があります。



今後ビットトレードがNFTマーケットプレイスをオープンする可能性は十分にあるが、暗号資産(仮想通貨)取引所をNFTマーケットプレイスとして紹介しているのは完全に詐欺なので気をつけよう。